品目ごとに集計すると、米と茶が多くなりますが、個々の野菜を集計すると、米と並び大量に摂取している野菜たち。
食の安全・安心を考えてゆくうえで、野菜の安全・安心も欠かすことはできません。
季節ごとに旬の野菜を選んで、セットでお楽しみいただくことができます。
大規模に単一の野菜を育てる、効率を追求する量産型経営が一方の極にあります。
収穫増のために、また、単一種の栽培はどうしても脆弱になるので、農薬を用いている場合が多いです。産地リレー方式により、日本列島で旬の産地を移りながら、一年中、ほぼ途切れずに食べることができますが、種類は偏ります。例えば、キャベツなら、高原キャベツか、グリーンボール、寒玉、春玉になります。
一方で、様々な野菜を育てる、小回りを生かした経営があります。
例えば、キャベツなら、ヨーロッパでは、サボイキャベツが多いですが、ケール、カーボロネロ( 黒キャベツ;ヨーロッパ在来種 )なども仲間です。キャベツ一つとっても、様々な種類があります。
セットが届いて、色とりどりの野菜を見ると、笑顔になれます。本当にいろいろな種類の野菜が入っています。例えば、月に一度こういう楽しみを生活に織り込むのはいかがでしょう。
実際のところ、野菜をセットで出すのは、量産型経営の効率性を求め、量を追う経営とは異なる技術が、生産者に必要です。
それぞれの生育期間を考え、収穫量を予想しながら、また、朝採れと言っても、( クール便を用いていませんので )お届けまでの日数を考慮して、夏には配送時間の暑さに耐える根菜も増やしながら、と様々考えながら、心をこめて育てます。
セットが届いたときに多種類の、色とりどりの野菜が入っていたら、そんなことも考えてみていただければ、と思います。今まで会ったことのない野菜との出会いがあります。
もちろん、NO ネオニコ、NO グリホサートです。動物性有機肥料も与えていません。周辺の植物資源のみを有機肥料として与えた、地域循環農法で収穫した、安全・安心な野菜です。
無農薬栽培は、野菜の種類によってはかなり難しいんです。にんじんとか玉ねぎなどに比べて、白菜やほうれん草は難しいので有名ですが、そういうものも数は少ないけれど、栽培しています。全員のセットに入るかどうかは、その年の出来にもより、何とも言えません。とはいえ、無農薬栽培の経験が長いですから、毎年作っています。
セットに入っていたら、「 今年はうまくいったんだ 」と思ってお楽しみください。
考えてみれば、昔は水洗いで食べることができた野菜、、、そんなに遠い昔のことでもないような気がします。
最近は、野菜の生食が増え、特に見栄えのために、農薬の投入が増えています。
また、甘みも求められ、窒素肥料の過剰投入が、果物や茶ばかりではなく、野菜にも増えています。その結果、野菜が日持ちせず、溶けるようになりました。
昔は古くなると、野菜から水が抜けてしなびていたものです。今の野菜は、冷蔵庫に保管していても、時間が経つと溶けてゆきます。
無農薬・地域循環農法により栽培した野菜を集めてセットにしました。
私どもの無農薬セレクションは、「 定植後、農薬不使用 」とかの、 「 なんちゃって無農薬 」ではありません。「 年中継続的に無農薬 」です。除草剤も、あぜだけでなく、圃場に対して一年中使用していません。もちろん、プレハーベスト農薬、ポストハーベスト農薬も必要ありません。
もう少し力強い野菜が欲しい、
地力を感じられる野菜が欲しい、
昔のようなあたりまえの野菜が欲しい、
という皆様に、発送当日朝どれでお送りします。
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土日祝日を除く、平日 午前 10 時 - 午後 6 時 に承っています。
年末年始、盆休みなどは、原則暦どおりです。
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