使いすぎは別にして、短期的な観点からは、農薬を使えば使うほど、外観の見栄えが良く、また、肥料を施せば施すほど、沢山収穫でき、生産者の利益が上がるという現実がありますので、農作物の外観を確認した上で、価格が低い方を選択する、という消費行動とあいまって、世界中でほとんどの農作物に農薬と肥料が使用されています。 また、コスト低減のための圃場規模拡大志向から、除草剤を用いることも一般化しています。
しかし、食べ物の品質は、外観の綺麗さだけで確認できるのでしょうか?
外観が綺麗な食べ物は、食品としての品質が良いと判断して良いのでしょうか?
食べ物は、体の中に入れるものですし、肉体を作り、精神に影響を与えます。もちろんその外観も重要ですが、外観を確認するだけでは、品質の確認という観点からは十分でないと思います。
私どもは、食べ物に求められるのは、第一に、安全・安心であると思います。見た目とか、味わいは第二においています。
私どもは、健康への影響・因果関係が経験的に確認されていない、農薬ほか新規化学物質などを予防原則に従い、可能な限り回避し、より安全・より安心なものをセレクトします。
安全・安心な食品の取り扱いを始めるにあたって、私どもは、厚生労働省の国民健康・栄養調査でのマーケットバスケットを参考に、食品の中でも、私たち日本人にとって摂取重量が比較的大きいことから、無農薬に切り替えることによる効果が比較的大きいものと期待できる、米・野菜・茶からセレクトを始めます。
米も野菜も茶も植物ですので、栽培環境と栽培方法が重要です。
言い換えれば、汚染のない圃場を選び、外部から何も持ち込まずに栽培すること、具体的には、
・・栽培環境・農業用水源の安全・安心、
・・栽培期間中の化学農薬/天然農薬不使用( 除草剤含む )、
・・栽培期間中の有機肥料不使用により、圃場に地域外から何も持ち込まない、
という観点で、食品としての品質を判断し、とっておきのものをセレクトします。
●栽培環境を判断する際には、
・圃場周辺に化学工場・廃棄物処理場、幹線道路・高速道路が存在しないこと、
・農業用水採取河川上流部に鉱山・精錬所が存在しないこと、
・農業用水採取河川上流部に下水処理場が存在せず、生活排水処理水・工業廃水処理水が混入しないこと、
など、農業用水源を始めとした、栽培環境の汚染に留意しています。
結果、安全・安心な栽培環境として、河川上流域 中山間地を中心にセレクトすることになりました。
●栽培方法を判断する際には、
・周辺農地からの農薬飛散( ドリフト )は止むを得ないにしても、安全・安心な栽培環境に対して、自ら化学農薬/天然農薬( 除草剤を含む )を使用しないこと、
・安全・安心な栽培環境に外部から何も持ち込まないと言う観点から、圃場にて生成した稲藁・籾殻や圃場周辺の植物性原料で作られた有機肥料/化学肥料を投入する場合はありますが、地域外に由来する有機肥料の投入は、一切おこなわないこと、
に留意しています。
私どもの無農薬セレクションは、
・化学物質過敏症( MCS )・膠原病など、自己免疫疾患・アレルギーがあり、少しでも化学物質の摂取を控えたいとお考えの皆様、
・ネオニコチノイド系統殺虫剤、グリホサート系統除草剤など、新しい系統の農薬について、その安全性評価が経験的に定まるまでの期間は、なるべく避けておきたいとお考えの皆様、
・食品のうち、お子様を含めて、摂取量が多い米・野菜・茶は特に、安全・安心を重視される皆様、
に強くお勧めできるものと考えています。
ぜひ一度お試しください。
食べ終わった後の健康状態を何も気にせずに、思う存分飲み、思う存分食べる楽しみが、ここにはあります。
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